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化学専門誌「Chemical Science」論文掲載-ペロブスカイト型酸化物中への窒素導入形態の定性・定量分析に成功-

本センターBL12を活用して国立大学法人東北大学が行った研究である「ペロブスカイト型酸化物中の窒素の化学的環境の解明」に関する論文が、英国王立化学会(1931年設立)が発行する「Chemical Science」に掲載されました。

タイトル:Unlocking the chemical environment of nitrogen in perovskite-type oxides
著者: Shunsuke Shimizu, Takeharu Yoshii*, Ginga Nishikawa, Jingwen Wang, Shu Yin,Eiichi Kobayashi, and Hirotomo Nishihara*
掲載誌:Chemical Science

【研究代表者情報】
東北大学多元物質科学研究所/材料科学高等研究所 助教 吉井丈晴 氏

【発表のポイント】 ※東北大学プレスリリースより転載
東北大学が独自開発した超高温・高感度昇温脱離(TPD)装置(注1)を用いて、可視光に応答する光触媒として応用が期待されているペロブスカイト型酸化物(注2)中にドープ(添加)された窒素種の分析を行いました。
従来法では困難な窒素ドーパント(注3)の導入形態の違いを識別することに成功しました。
可視光応答する窒素ドープペロブスカイト型光触媒の開発を加速させることが期待されます。

(参考)東北大学ホームページ-2024年 | プレスリリース・研究成果-
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2024/07/press20240702-02-perovskite.html

 


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