佐賀県立九州シンクロトロン光研究センター(以下「研究センター」)は、「ナノレベル」の高度な分析や解析ができる九州で唯一の放射光施設で、全国唯一の県立施設です。
県内産業への成果波及を目的として、昨年、佐賀県林業試験場と共同でサガンスギの木材強度が高い要因の解明に成功しました。
このたび、本研究で得られた成果を日本木材学会で発表しますので、お知らせします。
【目 的】 |
木材に関する基礎および応用研究の推進と研究成果の社会への普及を行っている日本木材学会が、研究発表などを通して会員相互の研鑚、情報交換、親睦を図る。 |
【日 時】 |
2024年3月13日(水)~15日(金) |
【会 場】 |
京都大学(京都府京都市左京区吉田本町) |
●日本木材学会ホームページ:https://confit.atlas.jp/guide/event/wood2024/top |
【日 時】 |
2024年3月13日(水) 15:00~15:45 ※各講演は15分ずつ |
|
【会 場】 |
京都大学農学部総合館 |
|
【発表内容】 | (1) テーマ |
X線回折法によるMFA評価装置の構築 |
(2) 発表者 |
馬込 栄輔 ビームライングループ 副主任研究員 |
|
(3) テーマ |
小角X 線散乱によるミクロフィブリル量推定 |
|
(4)発表者 |
廣沢 一郎 ビームライングループ 主席研究員 |
【日 時】 |
令和6年3月14日(木曜日) 9時15分~10時30分 |
|
【会 場】 |
京都大学国際交流ホール |
|
【発表内容】 | (1) テーマ |
小角X 線散乱によるミクロフィブリル断面形状と配向の検討 |
(2) 発表者 |
廣沢 一郎 ビームライングループ 主席研究員 |
プレスリリース【佐賀県】のページはこちら(佐賀県公式HPへ遷移します)
→第74回日本木材学会大会(京都大会)でサガンスギの 木材強度解明にかかる研究成果を発表します