※第14回研究成果報告会は終了いたしました。
多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。
九州シンクロトロン光研究センター(SAGA-LS)は、地域産業の高度化、新産業の創出、科学技術の振興を目的に設置された佐賀県立の研究施設です。当センターは、2006年2月に開設し、2020年の今年は15年目となる節目の年となっています。
これまで、当センターは全国の企業や大学、公設試の多くの研究者の皆様、あるいは当センター内の研究員の研究活動を通じて、産業の基盤としての研究成果を蓄積してまいりました。その成果は、利用者の方々や当センターの研究者の学術論文や特許、あるいは利用者の方々からご提出いただいた利用報告書となっております。特に利用報告書は現在1029件(2018年度利用まで)をホームページ上で公開しておりますので、放射光の利活用をお考えになる際にぜひご参考になさってください。
当センターは九州で唯一の放射光施設であることから、新興国の発展によりグローバル化した厳しい経済競争の時代において、当センターの研究成果を地方における新製品の開発、あるいは生産や検証などに用いる技術の確立に還元すべく取り組んでいます。
その結果、「地方における産業の高度化」や「地方からの新産業の創出」を実現し、それらの持続を可能にする原動力となる「優秀かつ独創的な人材」を育成するため、第14回研究成果報告会を開催します。
2020年10月21日(水)10:00~17:00
ホテルマリターレ創世 佐賀
〒840-0804 佐賀県佐賀市神野東2-5-15
TEL 0952-33-5511
参加費:無料
参加をご希望の方は、以下のどちらかの方法で申込をお願いします。
【開会】
10:00
【趣旨説明】
10:00~10:15 九州シンクロトロン光研究センターのご紹介と本報告会の趣旨
妹尾 与志木(九州シンクロトロン光研究センター)
【特別講演】
10:15~11:00 高感度CMOSイメージセンサ向けSiウェーハの製品設計開発
~光電子分光法のSiウェーハ製品開発への応用~
栗田 一成(株式会社SUMCO 評価・基盤技術部)
【企画講演】
11:00~11:30 シンクロトロン光を用いたワイドギャップ化合物半導体の評価
郭 其新(佐賀大学 シンクロトロン光応用研究センター)
11:30~12:00 高濃度の硫化水素存在下で高い性能を示す水素製造触媒の反応機構解明
平 健治(日本製鉄株式会社 技術開発本部 先端技術研究所)
12:00~12:30 ----- 昼休み -----
12:30~13:30 ★★★ ポスターセッション ★★★
【企画講演】
13:30~14:00 電線材料の開発とX線吸収分光を利用した材料分析
後藤 和宏(住友電気工業株式会社 解析技術研究センター)
14:00~14:30 新規光彩上絵の開発
~シンクロトロン光を用いた上絵ガラス中の顔料の評価~
白石 敦則(佐賀県窯業技術センター)
14:30~15:00 シンクロトロン光X線を利用するLIGA微細めっき加工技術で、X線医療
装置・食品異物検査装置への展開を目指して
田口 英信(田口電機工業株式会社)
15:00~15:30 ----- 休 憩 -----
【企画講演】
15:30~16:00 ナノダイヤモンド膜の光電変換素子および硬質被膜への応用
吉武 剛(九州大学大学院 総合理工学研究院)
16:00~16:30 小角X線散乱によるせん断処理プラスチックの構造解析
Patchiya Phanthong(福岡大学 工学部 化学システム工学科)
16:30~17:00 マイクロX線イメージングによる木材組織観察と樹種同定
百島 則幸(一般財団法人九州環境管理協会)
【閉会】
17:00
※研究交流会の開催はありません。
公益財団法人佐賀県地域産業支援センター 九州シンクロトロン光研究センター
九州シンクロトロン光研究センター
利用企画課(研究成果報告会事務局)
担当: 村上
E-mail: riyou@saga-ls.jp
TEL: 0942-83-5017
FAX: 0942-83-5196