産業利用コーディネーター紹介

産業利用コーディネーターが、県内企業を訪問し、シンクロトロン光(放射光)の利活用を含めて、幅広く現場の課題解決の支援をします。

 

 

産業利用コーディネーターのご紹介

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産業利用コーディネート支援 Q&A

Q1.無料で課題解決の支援が受けられるって本当ですか?

A.本当です。産業利用コーディネーターの活動には一切経費はかかりません。ただし、解決手段として、シンクロトロンや他機関の装置等を利用する場合は、利用先の規定に応じた料金が必要です。

Q2.これまでの支援実績は?利用効果はあるんですか?

A.R4年度は81件、R5年度は120件の課題を提示いただき、その解決に向け取り組みました。幾つかの課題については、ご期待に沿えないものもありましたが、支援活動の結果、 R4年度は34件、R5年度は26件の課題解決につながりました。

Q3.支援を受けるにあたっては、必ずシンクロトロンを使用しなければならないのでしょうか?

A.必ずしも利用する必要はありません。頂いた課題の解決手段として、シンクロトロン施設の利用が有効とされる場合には、ご利用いただきます。

Q4.シンクロトロンに関係のない分野での支援って、不思議な感じがしますが?

A.一見、シンクロトロンと関係ない課題でも、その課題を分析し、解決を図る過程でシンクロトロンの利用につながる場合があります。そのような潜在的なシンクロトロンの活用ニーズを掘り起こすことが本事業の狙いです。
併せて、県内産業振興の目的もありますので、シンクロトロンに関係のない課題についても、つなぎ先機関につながさせていただく等の方法によって、課題解決に向け、真摯に取り組まさせていただきます。

Q5.課題解決にシンクロトロンの利用が必要となった場合、自分自身で使用しなければならないのでしょうか?

A.県内企業限定の包括利用をご活用頂きますと、シンクロトロンの職員が、利用者に代わって分析等の実務、データ解析を行います。
不慣れな装置の操作習得や放射線教育研修受講等が不要となりますので、非常に使い勝手のよい制度となっています。測定時の見学もできます。(時間は60分以内)