九州シンクロトロン光研究センターは、「新産業創造、地域産業の高度化に向けたアジアワイドの高輝度光産業開発交流拠点」をコンセプトに設置された施設です。
SPring-8 をはじめとする国内の既存施設が、国の研究機関や大学によって設置されているのに対し、地方自治体が設置する初めての施設になります。このため、当研究センターでは、シンクロトロン光の産業利用を目指した応用研究を中心に据えて、その成果を新しい産業の創造や地域産業の高度化に生かすことを目的にしています。
そのほか、「優秀な人材の集積」、「多様な産学官連携拠点の形成」、「先端科学技術を担う人材の育成」、「科学技術への理解の促進」といったことも当研究センターの基本方向に据えています。