スタッフから

 

     ビームライングループ 研究員  隅谷和嗣

 

 


3月上旬に、文部科学省(MEXT)および米国科学財団(NSF)が企画した日米若手研究者交流プログラムに参加いたしました。2週間をかけて米国の7つの大学を順に訪問し、ナノテク関連の研究室の見学やセミナーを行いました。またNorthwestern Universityではシンポジウムを行い、積極的な意見交換が行われました。

 

今回の旅で感じたことの一つに、非常にベタではありますが”アメリカは広い”ということがあります。しかしこれは研究の分野においては必ずしも良いことともいえません。特に複数の分野の研究者が協力して研究を行う場合、やはり物理的な距離が近い方が有利であることはいうまでもありません。また、日本がいかに恵まれた環境にあるかということも感じられます。このような狭い国の中に大小複数の放射光施設が点在しており、比較的容易かつ臨機応変に放射光施設を利用できるのですから。研究者人口と放射光施設の比を考えれば、極めて身近に放射光を利用できる環境があるわけです。

そんなわけですから、日本の研究者の方々には、もっと放射光の優れた特性を知っていただき、積極的に利用していただきたいと願う所存です。恵まれた放射光利用環境は日本のもつオリジナリティーそのものですから、これを最大限に利用することが日本独自の成果や研究における文化を生み出すことに繋がると思います。そして我々放射光に直接携わるスタッフも、利用者のニーズに応え、また新たな測定・解析手法を提案していけるよう努力を重ねて参りたいと強く思う次第です。

 

最後に、日米若手研究者交流プログラムを主催する文部科学省(MEXT)ならびに米国科学財団(NSF)、引率の先生方ならびに参加された日米双方の若手研究者の方々に深く感謝いたします。

 

公益財団法人佐賀県地域産業支援センター 九州シンクロトロン光研究センター
〒841-0005 佐賀県鳥栖市弥生が丘8丁目7番地 TEL:0942-83-5017 FAX:0942-83-5196

(C)SAGA-LS.All Rights Reserved.