特集!!成果報告会ダイジェスト


開催日:
平成20年3月11日〜12日
主催 財団法人佐賀県地域産業支援センター九州シンクロトロン光研究センター
           文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業オープンリサーチセンター整備事業
           早稲田大学ナノ理工学研究機構、ナノテクノロジーフォーラム

会場
早稲田大学 小野梓記念講堂

心地よい弥生の風につつまれて、早咲きの桜の花びらが一枚、ひらひらと舞っていました・・・。
3月11日から12日の2日間にわたり、早稲田大学にて、SAGA-LSと早稲田大学との合同シンポジウムが開催されました。これは、佐賀県と早稲田大学 とが「協同連携に関する基本協定」を締結(平成18年度)したことを踏まえ、平成19年度の成果報告会として実現したもの。
シンポジウム会場は、広い校内の一角にある小野梓記念講堂(地下2階)。春休みに入ったキャンパスを行き交う学生さんたちに刺激を受けつつ、しばし、時がたつのも忘れるほど講演に集中してしまいます。
それでは、2日間にわたるシンポジウムを簡単に振り返っていきたいと思います!


第1日目

宇眈’畦諭柄甍霤賃膤悄砲砲茲覲会の辞で幕を開けた、11日。
‘シンクロトロンとナノテク基盤技術’というテーマのもと、基調講演は、九州シンクロトロン光研究センターの上坪宏道所長による「シンクロトロン光利用によるナノテクノロジーの現状」から、堀越佳治様(早稲田大学)の「ナノテクノロジー、昨日・今日・明日」へ。
つづく招待講演では、城石芳博様(蠧立グローバルストレージテクノロジーズ)による、ハードディスクドライブについての講演と、立て続けに興味深いお話を聞くことができました。後半は九州シンクロトロン光研究センターでの研究成果について、河本正秀様(JASRI)、吉武剛様(九州大学)、加藤拓司様(螢螢魁次法⊂樟秀一様(螢縫灰鵝砲茲蠅款匆陲い燭世、また、水野潤様(早稲田大学)は、早稲田大学ナノテクファウンドリーの活動について紹介されました。 

ポスターセッションでは、たくさんの企業や大学、公設試からのご出展があり、大変な賑わいをみせていました。また、企業展示のブースでは、皆様、思い思いの方法で独創性に富んだPRをされており、参加者の皆様、各ブースで立ち止まっては、真剣に耳を傾ける光景が見受けられました。

研究交流会
ポスターセッションが終わると、皆さん次なる研究交流会会場(26号館15階「西北の風」)へと移動。またとない絶好の交流の機会。あちらこちらで、挨拶や名刺交換が行われていました。会場の和やかな雰囲気に会話も自然とはずむ中、気になる話題は、やはり最先端の研究について。皆さんの仕事に対する情熱が、ひしひしと感じられる一場面でした。

第2日目

12日のテーマは‘ナノテク基盤技術と産業への展開’。
内閣府大臣官房審議官科学技術政策担当の大江田憲治様を迎え、第3期科学技術基本計画についてご講演いただきました。
続いて、九州シンクロトロン光研究センターの平井康晴副所長による「シンクロトロン放射光の産業利用」と題した招待講演。今後ユーザーに対してその利用フェーズにマッチした利用技術と利用方法を整え提供していきたいと目標を述べました。
午後には、早稲田大学オープンリサーチセンターおよびナノテクノロジーフォーラム参加研究室による活動報告(全6件)がありました。続いて大泊厳様(早稲田大学)より、安全のためのナノエレクトロニクス・ICTコンソーシアム設立のご紹介があり、コンソーシアムへの積極的な参加を呼びかけられました。


2日目も行われたポスターセッション。
最終日ということもあり、たくさんの方々にご来場いただきました。


 早稲田大学
  小野記念講堂の向かい側にある、かの有名な大隈記念講堂

大隈重信公が早稲田大学の創始者であることは広く知られていますが、彼の出身地が佐賀県であることはご存知でしょうか?地元、佐賀では‘佐賀の七賢人’として親しみ、称えられています。
  学生さんたちを見守るかのように、校内に佇む大隈重信公の像

その表情は、凛として厳しく、けれどその眼差しは、どこか穏やかであたたかい・・・。

 

参加者の声!!

  • ハードディスクドライブの話が興味深かった。
  • シンクロトロン光という光を初めて知った。
  • SAGA-LSをぜひ一度、利用してみたいと思っている。
  • 軟X線 SR-PES、UV照射についてもっと聞きたい。 参加者:延べ177名

   ―たくさんのご参加ありがとうございました―

 

シンポジウムを終えて

日々、めざましい進歩をみせるナノテクノロジー分野。その応用分野は多岐にわたり、無限の可能性を秘めています。
しかし、どんなに素晴らしい研究や技術も、それを司るのは人。人と人との知識の交流があれば、さらに、その未来が広がるのかもしれません。
今回のシンポジウムでは、企業や大学などの枠を超え、各界の第一線で働く研究者の皆さんから学生さんにいたるまで、ご参加の皆様方の貴重な交流の場となったことと思います。
多種多様の業種との出会い、新たな発見・・・。このシンポジウムが、ナノテクノロジー分野の、さらなる発展へつながるものとなっていれば幸いです。

 

お知らせ

ただいま、シンポジウムの詳細についての報告書を作成中です。
完成次第ホームページにも掲載しますので、もうしばらくお待ちください。

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