Webマガジン発行にあたってのご挨拶


  WEBマガジンの創刊に当たり、利用推進協議会を代表して、一言ごあいさつを申し上げます。

九州シンクロトロン光研究センターは、平成18年2月の 開所以来、九州の産業界か ら大きな期待が寄せられております。 例えば21世紀の成長産業であるナノテク、バイオ、新素材分野をはじめ、九州において国内第二の生産拠点化が進めら れている自動車産業、あるいは国内生産額の約2割を占める半導体産業といった、九州を代表するリーディング産業への応用可能性に期待が高まっております。 さらには、農業、窯業あるいは環境分野に至る幅広い分野での利用が可能であることから、今後の九州地域全体の産業活性化にも大きく貢献するものと考えてお ります。

 このため当センターは、新産業創造、地域産業の高度化に向けたアジアワイドの広範な利用を見据えた知の拠点づくりを目指している施設であることから、九州全体で応援して参りたいと考えております。

また、こうした先端研究施設が、九州のいずれからも交通の便のよい鳥栖の地に立地していることから、多くの企業や研究者の皆様にご利用いただき、九州発の発見や新技術の開発が数多く生まれることを祈念いたしまして、私のごあいさつとさせていただきます。

 

九州シンクロトロン光研究センターが、平成18年2月にオープンして早2年が経過いたしました。この間、大きな事故、故障もなく順調に運用ができておりますのも、ひとえに皆様のご支援、ご協力の賜とこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

さて、私は常々、シンクロトロン光施設のような先端的 研究施設は、従来のように大学の研究者が主に利用するだけでなく、多くの企業あるいは公立の各種試験研究機関の人々も自由に利用できる、いわば社会のイン フラストラクチャーになるべきだと考えてきました。この施設を、学術的な研究だけではなく、産業界や農水産業などの現場が直面する問題の解決、新技術の開 発など多様な研究開発に役立たせて、地域産業の振興、地域社会の発展に貢献するというのが当センターの主要な目的です。

そして、その実現のためには、こうした装置に不慣れな、例えば地域の中小企業で あっても気軽に利用できるシステム、環境が重要であり、その土台作りをこの2年間進めてまいりました。昨年から取り組んでいる文部科学省のナノテクノロ ジー・ネットワーク事業もその1つで、ナノテクノロジーをキーワードに全国の基礎基盤研究装置をネットワーク化して各種研究開発を支援しようとするもので す。今後もこうした外部資金も活用しながら、利用しやすい研究環境を整えていきたいと考えています。

それと同時に、せっかく整えた研究環境も、まずは知っていただかなければ意味があ りません。いろいろな方法と機会を利用して多くの方に当センターを知っていただくよう努力してまいりますが、このWebマガジンがその一助となれば幸いで す。まずは、肩肘を張らない気軽な読み物としてスタートしたいと思いますが、何かご意見、ご要望がありましたら、お気軽にお寄せいただければと存じます。 どうぞよろしくお願いいたします。


 

公益財団法人佐賀県地域産業支援センター 九州シンクロトロン光研究センター
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