スタッフから

加速器グループ/高林 雄一

●担当業務
加速器グループに所属しています。加速器に関する研究や加速器のメンテナンス・運転等に関する業務に従事しています。最近は、リニアックからの電子ビームを利用し、ビームと結晶の相互作用に関する研究も行っています。

●SAGA-LS着任10年目をむかえて
私が加速器グループの研究員として着任したのは2004年の4月で、あっという間に約10年が経ってしまいました。着任した当時、すでに蓄積リングの建設 は始まっており、電磁石とリング偏向部の真空チェンバーが設置されていました。リングの直線部には何も設置されていなかったため、リングの対称性が高く、 リング室に入ったときに自分がどのあたりにいるのか、わからなくなることもありました。その後、直線部に入射用電磁石や高周波空洞などが設置されて、対称 性が自発的に破れ(?)、質量ゼロの素粒子である放射光が生成されるに至りました。

詳細は省きますが、加速器の立ち上げは2004年8月 に、電子リニアックから開始されました。同11月には、リングでの電子の蓄積に成功しました。立ち上げ期に、加速器構成機器の初期不良など様々な問題が発 生しましたが、それらの問題を、加速器グループが1つひとつ解決していきました。2005年3月には福岡県西方沖地震が発生し、加速器の運転がしばらく停 止するということもありました。その後も、加速器グループは加速器の調整を精力的に続け、2006年2月にSAGA-LSは放射光施設として無事オープン することができました。

オープン後も、既存の放射光施設であるSPring- 8、PF-AR、PF、NewSUBARU、UVSOR、TERAS、HiSOR、AURORAに追いつくべく努力を重ねてきました。一方、新しい放射光 施設や光源の計画が進められています。施設によって目的・予算規模・マンパワーが異なるので、同じ座標軸上を進むことはできないですし、進むべきでもない と思います。いずれにしても、オープンして7年が過ぎ、今後どのような研究を行っていくかが重要になってきています。
現在、SAGA-LSでは様々な研究・プロジェクトが進行中ですが、それらがSAGA-LSにとって本当にふさわしいかどうか、一人ひとりが胸に手を当てて考えるべき時期にきているように思います。

 

利用企画課/藤田 宗嗣

●担当業務
今年の4月から、佐賀県地域産業支援センターの新規採用職員として当研究センター利用企画課に所属しております。主に、ユーザーの皆様が当研究センターを 利用される際の手続き全般を担当しています。具体的には、利用申込書の受付からご利用日程の調整、利用後の事務手続き等、ユーザーの皆様が利用される際の 窓口を担当しております。

●自己紹介・趣味等
趣味はスポーツ観戦と料理です。スポーツ全般好きですが、その中でもサッカーと野球が特に好きです。学生時代、関東におりましたので横浜スタジアムや日産 スタジアムに観戦に行っていました。当研究センターがある鳥栖市にはサガン鳥栖というサッカーチームがあります。スタジアムでの観戦はまだですが、身近に 観戦できる環境にいるので近々気分転換に見にいけたらなと思っています。
また、特技というわけではありませんが小学生から大学まで剣道を続けていました。しかし、最近はご無沙汰しています。運動をしたり、体を動かすことがなかなかないので、リフレッシュのため久しぶりに再開できたらなと思っています。
住んでいるところは自然豊かで緑に囲まれ、実家ではお米や野菜を作っています。学生時代、一人暮らしを経験し自炊していたこともあり、料理に興味を持ちました。週末はレシピ本を見ながら、家で収穫した野菜を使った料理を作ったりしています。

●抱負?
当研究センターは、九州唯一のシンクロトロン放射光施設であり、また、地方自治体が独自に建設・運営する日本で初めての施設でもあります。これまで、産学 官と幅広いユーザーの皆様にご利用いただき、利用実績も毎年増えております。ここまで順調に成果を上げてきましたが、これからもより多くの成果を生み出し て社会貢献が果たせるよう、ユーザーの皆様がより利用しやすい環境を作れたらと思っております。
まだまだ不慣れな点が多く、ユーザーの皆様のご要望に十分お答えできていないところもあるかとは思いますが、より一層当研究センターを利用したい、利用し て良かったと思っていただけるように精一杯努力していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

公益財団法人佐賀県地域産業支援センター 九州シンクロトロン光研究センター
〒841-0005 佐賀県鳥栖市弥生が丘8丁目7番地 TEL:0942-83-5017 FAX:0942-83-5196

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